【詳細版】ロド丸連れて、GO TO IBARAKI (その6:涸沼の夜明けと“一の鳥居”巡り)

 なんだか、日々寒さが増してきておりますね。想定されていたように、そんな寒さとの関連性もあろうかとは思いますが、新コロ感染症の方も勢いを増しているようで、一日当たりの全国新規感染者数が、今までで最も多くなってると傍らのテレビにニュース速報のテロップが出ました。ま、こうしてGO TOネタを呑気にお送りするのも気がヒケる部分がございますが、ウィズコロナ時代の有様を克明に残しておこうと云う意味合いも兼ねてますんで、どうぞアト数日は御勘弁くださいね。

サスガに前夜はハヤく寝たので、目が覚めたものハヤい。ホテルの裏側は、涸沼(ひぬま)に面しているので、湖畔(というか沼畔)を散歩するコトにしました。
御覧の様に、とても大きく美しい“沼”です。コレは“湖”と呼称した方が、間違いなく観光客を呼び込めると思います。全周長22キロにも及ぶ広大な水面としじみ漁が盛んなくらいに清浄で栄養に富む水質も素晴らしい。
ま、船着き場には豪快に野焼の跡もあったりはいたしますが・・・
おお、朝日が昇ってまいりました。何という僥倖!
水面の漣が、朝日に映えて、幻想的な美しさ。
御来光に見とれているうち、スッカリ夜が明けました。朝は青空です!
ホテルの敷地に戻ると、ナゼか“マーライオン”が。
ふむふむ、パターゴルフ場らしい・・・朝食時間にはハヤいので、ちょっと場内を巡ってみましょうかね。
1ホール目の富士山(日本)から始まって・・・
東武ワールドスクウェアを思いっきりチープにしたような(笑)世界各国の名所巡りが出来るというワケ。結構ヒマつぶしにはなった。時間があればプレイしたかったケド、9時までは待てないので朝食に行きましょう。
朝食は感染症対策をバッチリと施したバイキング形式でした。ポリ手袋を装着して食材をトングで掴むのは、存外に難しいモノでしたケド。この朝食も前夜のディナーにヒケをとらない素晴らしいモノでした。特産物のシラスや明太子(大洗にはかねふくめんたいパークという施設も在るんです)もテンコ盛りで楽しめました。
で、何と申しましてもウレシイのが、シジミ汁。涸沼は全国第4位のシジミ漁獲量を誇るそうです。大粒がゴロゴロ入った五臓六腑に沁み渡る最高の御馳走でしたヨ。
さぁ、ハラポンポンで眠くなってきちゃいましたが、出動です。この旅行の冒頭で、ロド丸のオドメーターは3万キロを超えてしまいました(こんなに乗るとは思わなんだ:泣笑)。
激シブな街並みを、グーグル先生を頼りに徘徊いたしまして・・・
到着したのは、森の中に在るこの鳥居。
鳥居を潜り抜けて、ロド丸を路傍の駐車スペースに。
と、ソコは戸隠神社(参考にさせて頂いたサイト)の境内でありますが・・・
なんと、先ほど潜り抜けてきた公道上に在る鳥居が、鹿島神宮 “北の一の鳥居”であるとのコトで訪れたのでした。実は、見つける難易度が一番高いのは此処かも。
戸隠神社にも参拝いたしましょう・・・
懇ろに御祈念いたしました。
手水舎のヨコにある説明看板を読んでみましょう。
美しい朱塗りの鳥居は、再建なったばかりのモノであるコトが判りました。
再度、鳥居を潜り抜け、元来た方向へと戻りましょう。
どーにもガマンが出来なくて、ぞんざいにクルマを停め・・・
駆け足で跨線橋を渡り、階段を駆け下りれば・・・
鹿島大野駅のモダンな駅舎が。あ~、間に合ってヨカッタわぁ(笑)。
少し落ち着いたので、駅の周囲を見回せば・・・
ヤケに立派な記念碑ダケが目に入ります。お店もナンも無い(泣)。
跨線橋の上からの眺め。普通に住宅街であるようです。
この風景のスグ右側には、あろうことか普通の民家も建ってました。
駅が標準装備の民家ってイイよなぁ(笑)。さ、次行こ。
・・・というワケでヤッてまいりました。
堤防の前にすっくと建つ、鹿島神宮 “東の一の鳥居”です。
堤防上に上ってみると、ソコは海岸でした。
隠れたサーフィンスポットでもあるらしく、堤防のヨコには他県ナンバーのクルマがズラっと並んで駐車されてました。
海岸側から見ると、このように鳥居は建っております。
鹿島神宮の東西南北にある“一の鳥居”についての平易な解説看板がありました。
今来た道を振り返ると、このような住宅地風景です。
また鳥居の方向を見れば、こんな感じ。趣のある風景です。
「あ、あんなところに灯台が」と在りそうな方角に舵を切りつつ上ってまいりましたら、隣が民家というスゴイ風景に出会えました(鹿島は面白い)。
丘の上の住宅街から、鹿島サッカースタジアムもバビーン!と見えます。
灯台の在るエリアから、再び海岸線を擁する下界方向へ。
通りすがりにピンと来て、いきなり立ち寄るコトにいたしましたが・・・
神社と御寺が並んで在るようです。折角なので、此処でも御参りして行こう。
どうもココは、地元公民館の敷地内である様子です。手漕ぎポンプもシブい。
オモテ通りから、この息栖神社がチラっと目に入ったのです。
早速参詣して、境内をぐるりと拝見いたします。
手水舎の雰囲気も昔ながらのイイ感じです。
石を彫刻した燈篭も趣があって良いモノです。
このあたり、夜はさぞや暗かろうと思われますので、何本も建っています。
隣の放光院さんにも手を合わせ、そろそろ歩を進めてまいりましょうか。
住宅街を通り抜け、鹿島神宮 “西の一の鳥居”にはホド無く到着。
早速、鳥居型の説明看板を見てみましょう。
有名な安芸の宮島に在る厳島神社に建つ鳥居よりも大きいという・・・
あ~、いよいよ雲が広がってきちゃったなぁ・・・青空に映えそうなのに。
大河の中に建ち聳える朱塗りの鳥居の威容。背後の高圧鉄塔群も良い風味。
「さぁ、皆さん。コチラが西の一の鳥居でゴザイマぁっス」
この鳥居には、ぜひ一度訪れて頂きたいモノです。圧巻ですヨ。

 ↑この日は、連休中と申しましても旗日ではなかった月曜日。道路がそれほど混んでなかったのが有難いところです。鹿島神宮の東西南北“一の鳥居”を一気に訪問してみようと云ったハナシに乗ったのも、そんな交通事情に拠るモノですね。コレ、電車やバスなどの公共交通機関では、到底このスピード感での移動と探索はムリだと思われます。まさにクルマでの移動に相応しい旅行の在り方であろうと思っておりますヨ。

 ソレにしても涸沼。コレはもう、すぐにでも改名すべきだと思うぞ。観光地としてのネーミングがマズい。涸沼の“涸”って字が涸渇の“涸”って、字面からは水が無いドロドロな沼しか想起出来ません。でも、冒頭の画像のような素晴らしい景勝地なんです。実際に涸渇していたコトがあったのかも知れないし(実態は知りませんが)歴史ある名称なのかも知れないケド、町おこしのためには何か考えた方がいい。涸沼の一部が属する鉾田市も東京はおろか残念ながら全国的にもほぼ無名に等しい場所。農業産出額が全国二位で、野菜とイモ類に限れば日本一。超高級メロンの産地としても日本一。こんなに日本一な街なのに、まったく名前が売れてないってのも大問題デス。こんなカラクチなハナシを書くのも、“みんなが知らないイイところ”だから。食材に関しては海産物・農産物・シジミと万能ではありませんか。宿の食事も美味かったワケです。茨城県って、イメージ戦略をもっと繰り広げた方がよろしいかと。

 訝しく思ったワタシは当日その場でスマホにてググって調べましたら、沼と湖って、明確なネーミングの線引きが無いんですって。国土地理院の公式サイトQ&Aにもそう書いてあります。だったら、景勝地に相応しい“湖”名称として売り出せばいいのに・・・踏ん張れ茨城県!

 それじゃー、また明日。

5 Replies to “【詳細版】ロド丸連れて、GO TO IBARAKI (その6:涸沼の夜明けと“一の鳥居”巡り)”

  1. 茨城には未知の魅力が満載で。
    埼玉の大学に通ってた頃、関東・茨城出身の友人のしゃべりが、どこの誰よりナマっており新鮮でした(そんな私の地元、静岡)。
    私には、茨城と言えば、常勝・鹿島アントラーズなのです。
    サッカーがプロ化してから、ずっと強かったのはアントラーズだけですからリスペクト。
    そんなジュビロファンのワタクシメ、ジュビロが史上最強だったのは2000年頃の僅か一瞬、時代のあだはな。なすかすい。サッカーネタは、ほどほどに。
    にしても、茨城は全国観光地の縮図。
    関東に厳島神社さながらの鳥居があっただなんて。
    それ以外にも、見処満載でして。
    8年間過ごしたお気に入りの仙台は、川崎からは凄く遠いので。
    ならば、良いとこ茨城。
    Goto茨城,やってみたいぜ。
    素肌に何かを羽織って。

  2. 涸沼の夜明けは美しい。
    朝早起きならではの風景です。
    クルマでの“一の鳥居”巡り、理にかなってます。

  3. 跨線橋からの眺め、架線がなく本当にすっきりしていますねぇ!
    鉾田市、地味ですよね。
    昔、高校野球で鉾田一高、強かったんだけどな。

    女三人寄れば、姦アントラーズ・・・どーもスイマセン!!

  4. 鉾田には縁があってたくさんいくのですが、その前まで、存在すら知りませんでした。涸沼もそうですが、北浦なんかも、ずっと霞ヶ浦の一部だと思い込んでいました。ネーミング大事ですね。

  5. なんか損している茨城県かな。
    知る人ぞ知る観光名所のあるのが、茨城なんでしょう!
    たこちゃんは、茨城勝手に観光大使を目指しましょう。

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