フェラーリ純正工具箱(通称スケドーニのバッグ)

 昨日の“エア ホルモン月例会”では、いつものように大勢様の御参加を頂きまして、誠に有難うございました(ペコペコペコリ!)。こうして皆さんと月に一度でも、気軽に“エア”でお顔を拝見しながら談笑出来るというのも、ITテクノロジーの進化があればこそと思えば、有難いモノではあります。だって考えてみたらスゴイですよね、東京をはじめ湘南の方々や関西や九州にいらっしゃる方々と、千葉に居るワタシがいとも簡単にお互いの顔を見ながら、酒を呑みつつ何時間でも会話が出来ちゃうんですから。こんなの決してアタリマエだと思っちゃイケません。そのうちにリアル開催の再開まで持ち込めれば嬉しいのですが、世界の情勢を見ますと、これからも、まだしばらくは難しそうな気もいたします。エア開催に食傷気味の方々も多かろうとは思いますが、とにかく工夫しながら楽しんでまいりましょうね。個別と申しましょうか、少人数でのプチ会は、徐々に解禁出来ないモノかとアレコレ考えてみようと思っております。

 ところで、昨日の午前中に件のオークション会場から帰ってまいりますと、フェラーリ348tb車輛本体よりも先に、コレが届きました。

コレがウワサのフェラーリ純正工具バッグか・・・たいへんに状態が良いナ。
とりあえず、コッチがオモテかな?
で、コッチがウラ。真鍮鋲が打ってあって、ステッチもイイ雰囲気です。
跳ね馬印とFerrariロゴもキチンと押されています。
それでは、中身を御開帳(笑)いたします。「皆の衆、控えおろぅ~!」
まずは驚愕の一段目、いきなりドライブベルト(世の中で俗に云うファンベルト)が登場。早瀬左近氏曰く「ファンベルトのスペアを持っていないようではポルシェに乗る資格は無い」と。フェラーリもそうなのでせうか、教えて、池沢先生(場合に拠ってはオーナー全員が無資格者となる気がする:笑)!
・・・で2段目。激闘の果てに結局動けなくなったフェラーリを引っ張るための牽引フックやら、交換用電球やら、予備のフューズやらも。
一応最小構成のソケットレンチと各種スパナの並んだ3段目。
そして、最下段にはナゾのケースが収まっておりました。
・・・パンク修理剤でしたぁ(笑)。賞味期限はとっくに過ぎてると思ふが。
こんなところにも、わざわざロゴを入れてくださるのがフェラーリ様。
とにかく。こういったエンスージアスティックなマシンを駆るヒトは、本来レース中に自分でクルマを弄れるようなヒトたちであったのです。50年くらい前までは、ね。その気分ダケ味わえるというのが、このバッグの魔力かナ。

 ↑ま、この工具セットでドライブベルト交換にチャレンジしようって気には、とてもなりませんね(笑)。だけど、F355までの工具箱はコレのようですが、360モデナ以降のモデルになると、もっともっと安造りなモノになってしまったようです。コレはクルマ好きのココロをいたく“くすぐる”工具箱です。フェラーリって、こういった演出させると悪魔的ですよね、そうRたろう先生が評するワタシのように(笑)。

 それじゃー、また明日。

5 Replies to “フェラーリ純正工具箱(通称スケドーニのバッグ)”

  1. 昨日はありがとうございました。
    さすが、工具箱もフェラーリ様。
    これだけで、オーラが漂います。

    1. ↑「Wさま」さん、こちらこそ、最後まで(笑)有難うございました‼️また来月もヨロシクお願いいたします。楽しかったデスね。

  2. 完品の
    348tbを
    大切に
    次のオーナーに
    繋いでいって

    昔に比べて、段々コスト重視で、色々端折られて、簡略化されてしまいます。
    348は、某有名フェラーリ評論家さまも以前と違って、後期型を絶賛していますし、人気がでて、その値段も段々天上界に近づくのではないでしょうか?

  3. これが工具箱だなんて、さすがフェラーリ様、凄いです。
    工具箱を羽織りたひ・・・いや違うだろオレ。

  4. ファンベルト…、自分でその工具で交換できるというオーナーさんがいるのでしょうか。アリエナイ設定、それがまたそそるのでしょう。
    (某マンガでは、悪魔のZと遭遇して、ちょうどテスタロッサのファンベルトが切れてしまい、近くにいた女性からストッキングを買わせてもらい、それを代用して即座に再度追いかける、とかいう心温まる生暖かいエピソードがありましたが…)

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