ま、ホントに毎年書いてるようにも思いますが、「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く出来たコトバですね。ヒト月前なら連日40度越えがアタリマエだったのに、今日あたりは一日を通して21度だって云うのだから、涼しいワケです。今日もカッチョわりい長袖のポロシャツを着て一日を過ごしました。涼しくなってまいりますと、今度は秋の長雨や連続する台風にもナヤまされる季節となりますね。今朝から午前中は、アチコチに点在している置き場のクルマたちにしっかりした養生を余念なく施しました。そしたら、午後になれば突然のゲリラ豪雨にも見舞われましたんで、「備えあれば憂いなし」ってのもホントなんだなぁ・・・
↑というワケで、本日は先週探訪した、とある鈑金塗装工場(当店の協力工場)の様子をお届けいたしました。この工場も相当大きな部類なんですが、当店では、ココの他にも二つの鈑金塗装工場に作業を振り分けてお願いしております。その三つの中でも、とりわけ当工場は変態車(笑)専門と云っても良い布陣で、いつ訪ねましても、馬印とか牛印とか双翼印の新車を金バサミで切り刻み、ケプラーフェンダーとかハネとか着けております。その一方で、国産外車を問わず旧車のレストアもやっており、とにかくドレも作業工数が多そうなのばかりなので、云うまでも無く現場の職人さんたちは常時たいへんです。ソレをね、ナダめたりスカしたり(笑)しながらモチベーションを維持してもらえる範囲で、最大限気を遣いつつ色々とメンド臭い“お願い”をするワケですヨ。
鈑金塗装屋さんというのは面白い業界で、「いっつも忙しい」ところと「いっつもヒマ」な工場にパックリと分かれてるように思います。とりわけ旧い外国車の特殊モノというのは、工数と時間が掛かるワリには工賃が取れない領域なので、ソレをやってくれる(そして、そういった“メンド臭いクルマ(笑)”に乗ってる顧客を満足させ得る一定以上の技術を持った)工場は「いっつも忙しい」というコトに相成ります。「いっつもヒマ」なところはトラックと軽自動車ばかり塗ってるような工場です。ぷーっと塗れるからヒト仕事はすぐ完了、だけどやっぱり工賃は激安。いずれにいたしましても、儲からない(合わない)商売だなぁと傍から見ていていつも申し訳なく思うのであります。鈑金塗装屋さんが全部無くなっちゃったら旧車をキレイに再生するコトそのものが出来なくなっちゃいますモンね。少しは労わって差し上げないと・・・
それじゃー、また明日。
そうなのですよねえ、たこちゃんさんに幾ら足が八本あろうとも、クルマを作り上げるのは一人だけの力ではなくて、百戦錬磨の職人集団なのですよねえ。
走りたいなあ。
板金塗装屋さんの裏事情、ベンキョーになりました。
キレイな車に仕上げてくれて、感謝感謝です。
ウェルデツンドラ色は、難易度大かと思います。
確かにそれは文化遺産なのだから、極力負荷をかけないようにして次世代に引き継ぐことも大切と思う。でもそれは、獅子を檻の中で飼うことと同じだ。
それで満足か。
その獅子と一心同体になれる場にいながら、その命の躍動を、透きとおる咆哮を感じずに、その抜け殻を抱え込んでいるだけで、真実満たされているか。
彼は、そして自分は。
走り出せ、共に。
走り出せ。
鈑金塗装は奥が深い。
仕事が速くて丁寧ならば、儲かります。
一方、こだわるとキリが無い泥沼でもあり、最近は儲からない仕事になってしまったのが残念無念。
しっかし、このカオスな鈑金塗装業者さんは、近より難い雰囲気を醸し出しており、おりそれとは訪問出来かねます。
鈑金塗装業界が儲からない分、Sm氏の懐に?
でも、それでギブリⅡ買うのですよね?
儲からない
板金塗装
大変さ
なんかいい策
ないのかSm
なんともね、確かに安いは嬉しいが、高くないと割に合わないこともある。その折り合いが、難しい。
鈑金塗装の金額は見積コンピュータを叩けば出てきます。
そのベースとなるものは損保の合弁会社である自研センターが設定する、その工程における一人辺りの作業時間×工賃単価プラス材料費になります。
材料費はおおよそ、工賃の1割程度です。
はたから見ると結構高いので、上手く回せば儲かるはずです。
一方で近年、そんなに簡単には儲けさせてはくれないのです。
難しいなあ。