ダブルヘッダー

 昨日はヨンレンキュ~の初日でしたが、皆さんは如何お過ごしでしたでしょうか。ここのところ連日の新コロ報道に拠って、東京在住在勤の人々にとってはヒジョーに肩身の狭い思いをしながらのレジャーとなりますんで、コイツは家に籠って録り溜めた映画でも眺めていた方が物心ともに正解かも知れませんね。ワタシは今日もフツーにシゴトでした。電話とメールサーバーがイカれているのではないのかと思うくらいに昨日も今日も静かなモンです。ああ「日野市のT」さん、本日はいきなりの初来店(泣笑)有難うございました。コレを御縁に、ぜひ御贔屓に。

 本日もパラつく雨の合間を縫って、現場シゴトを精力的にヤルぞ~!

このヨンレンキュ~も、巣籠りモードが続いておりますが・・・
まずはドアトリムをハズそ。スイッチの配置も撮影しておいて・・・
チャンチャカチャンとトリムをハズし、防滴シートもハグります。
取り出だしたるは、現地で応急修理をしたというウインドーレギュレーター。
結構チャンと直ってますが、動作時にリール内から異音がしています。アレ?リールの蓋がいつもの感じと違うナぁ。大体、ワイヤーケーブルの取り回しもこんなんだったっけ?!コレは一旦バラしたら、元に戻せなくなっちゃいそう・・・
で、拙ブログの本年3月3日の画像を左右反転に(右側レギュレーターだったので)してみました。思った通りに全然違う物品です。でもドチラも純正品ですからね。
このタイプだったら、リールの蓋を開けて見られたんだけどなぁ。異音の原因は、おそらくインナーワイヤーの解れによる、ワイヤー間の干渉だと思うので、リールの中にグリスを目一杯充填しておきました。開閉動作自体はレギュレーター各部への給油と取付調整に拠って、スーパースピードになりましたヨ(相変わらずゴリっと音は出ますが:泣)。
アレ?今度は右側のドアもバラしてますね。
ああ、コッチはドアミラーの電動格納不良。同じドアならいいのに(泣)。
コチラでは、防滴シートを一部のみハガして作業します。
“ウチの子”に作り替えてありますから、次回を考えて結線してあるのです。
このサービスホールを開けるダケでハーネス団子を取り出せます。
ボディ側ハーネスとのカプラーの結合を解きます。
一旦取りハズしたドアミラー本体内に問題が無いかを検証しました。
ドアミラーの取付ベース部分を掃除しておきます。
ハズされた状態で、ハーネスを結線して動作実験を・・・
バラす前には一旦不動となっていたのに、開いた状態から・・・
閉まった状態へ・・・ああ、今度は動くわ。症状が安定してないなぁ。

 ↑あ、動画でもどうぞ(笑)。

う~、こりゃ車内電気回路の問題もありそうだナぁ。
で、登場したのは、メーカー純正の電気回路図面。
タマには役に立ってくれるかな・・・
やおら、サイドシルのステップカバーをハズし始めました。
右側ドアの前方、足元の右上を覗くと、白い2つのカプラーが。一旦抜いてみて、接点復活剤を端子に塗り、その後抜いたり刺したりを数回繰り返して導通を良くしてみました。
また元通りに防滴シートを貼り直し・・・
ドアのトリムも組み付けて・・・
サイドシルのステップカバーを取り付けます。
ドアミラーだけを単体でハズせるようにしてくれていない(泣)ところが、旧いマセラティならではの、“らしい”ところではあります。

 ↑20回くらい動かしてみたケド、大丈夫みたい。症状が出たり引っ込んだりと安定しないヤツは、なんともスッキリしないのでコマりますが、夏場の湿気がワルさを仕掛ける場合も結構多いので、原因はそんなところかなと思っております。電気も新コロも見えないので難しいナ。

 それじゃー、また明日。

4 Replies to “ダブルヘッダー”

  1. クアトロポルテⅣ修理ダブルヘッダー、お疲れ様です。
    メーカー純正電気回路図面をお持ちなのがさすがデポさん。
    理詰の作業に納得です。

  2. イタ車の
    電気系統
    梅雨で死ぬ

    湿気の多いアジアで、さらに梅雨ともなれば、イタリア車の電気系統はいっちゃうんでしょうかね。お疲れサマー!早く来い!

  3. マセラティ社純正の電気回路図面、絵として眺めていると心地好いのですが、図面として構造を理解しようとすると、アタマが痛くなりそうです。
    ワタクシメの右脳はご機嫌、左脳はご機嫌ナナメ。
    そんななか、ダブルヘッダーでトラブルシュートを行う、たこちゃんなアタマが下がります。

    巣籠もり四連休、なんだかなあ。
    明るい内から、部屋飲みしちゃおうかなあ・・・

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