マセラティギブリ最終型の下回りをチョットだけ見る

 全国的に水害が猛威を奮っておりますが、当方の御客様他関係者にも、該当するエリアにお住まいの方々が数多くいらっしゃいますので、日々テレビやネットのニュースを喰い入るように見ながら、そのつど心配するばかりであります。何もお役に立てないところが忸怩たる思いではありますが、被災地の皆さんの御無事をお祈り申し上げております。

ホントは一日も早く、上の白い子を降ろしたいのですが・・・
下では、黒い子がセリ上がっておりやす。
ああ、寝板も入って、ナニやらてんてこ舞いな雰囲気。
万万が一のために、車輪の下にはステップも置いといて、と・・・
さぁ、寝板で底面に入り込みましょう。問題はラックに在り。
まぁ、世の中では長らく欠品だから仕方が無いよなぁ・・・
社外品をどうにかムリヤリ貼り付けてあるような雰囲気・・・
下回りには耐熱塗装も入れてあって、それなり以上にキレイです。
エンジンとミッションの結合部からもオイル滲みはありません。
アルミの鋳物は全体的に粉がふいてますが、コレは磨かなきゃ・・・
このあたりからも、今のところヘンな漏れはなさそうです。
オルタネータープーリーはゴッテリとサビてます(泣)ね。要対策。
エンジンオイルクーラーとガード網もキレイでヨカッタ!
問題はこのタイヤ。超ハイグリップ型は旧いマセラティには不適合。
在庫からパワーステアリングラックフルセットを供出しましょ。
本来、ビトゥルボ系用のパワステには先端先細りのブーツが必要です。
コレはクーペ用ですが、穴が細いのをガマンして使う場合もあります。
ダメダメなステアリングラックは、ようやくハズされたようです。
まさにダメダメ(泣)な状態でした。
あ、コッチも。
ステアリングラックをハズした状態はこんな感じ。
新しいステアリングラックを載せました。
近付いて見るとこんな感じです。
こうして、少しずつ“ウチの子”らしい雰囲気を出していくのヨ。

 ↑ところで、この“黒い子”は既に御売約頂いております(御試乗も無しで早速の御売約を有難うございました)。いつも全幅の信頼を寄せてくださるウチの御客さん方(とりわけ20年来のお付き合いとなる増車系の方々)には、本当にアタマが上がりません。つくづく有難いコトだと思いつつ、真心込めた再生作業に打ち込みたいと思っております。

 それじゃー、また明日。

5 Replies to “マセラティギブリ最終型の下回りをチョットだけ見る”

  1. パワーステアリングラックフルセットを在庫に持ち、即取り付けなんて素晴らしい。
    さすが、デポさんです。
    丁寧な仕事ぶりが垣間見れます。

  2. おおっ!
    超絶漆黒外装アイボリー内装のギブリご売約、まことにおめでとうございます。
    しかも、デポさん20年来の古参の上顧客、大先輩の増車ですから、まさに顧客の鏡、神対応リスペスト。
    この超絶ギブリさんを素肌に羽織ってみたかったのですが・・・ですが、シルバートライデント仮面はビトルボに一途の純愛仮面なのであった。。。
    愛したのはビトルボEだけ。
    身も心も委ねたのはビトルボEだけ。
    素肌に羽織るのもビトルボEだけ。
    だから、どうかどうか。
    嗚呼、嗚呼。
    Entry number one♪
    ・・・酔ってるので、あれこれまぜこぜで。。。

  3. やはり餅は餅屋ですね。
    それにしてもこういうクルマをサクッと増車できるような御仁は羨ましいです。

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