ソトは雨、色目でナヤむ日曜日。

 「♪どぉしゃぶりぃーの、あめのなかハァで、ワタシは泣ぁいヒィたぁー」とゴッドねーちゃんが脳内で暑苦しく熱唱してくれるくらいに、今朝の千葉拙宅周辺はコレでもかとドシャ降りでした。やっぱツユなのだなぁとは解っていても、取って置きの休みの日には、せめて雲っているくらいに留まって欲しいなぁ・・・

ドシャ降りの雨。昨夜からの濃霧も加わりミスティーそのもの。誰でもデビッド・ハミルトンになれます(笑)。
川と化した参道を、水溜まりを避けつつ歩けば・・・
いつもにも増して霊験あらたかな縣神社さまの本殿に、無事参詣出来ました。
お歯黒状態を修理(泣)するための駅中歯科詣でのあとは、ガード下で雨宿りをしながらの一服を。アタマの中では「あーあ、ホントにあの色でイイのかなぁ・・・」
あ、コッチの問題は、おかげさまで昨日のコメント欄にて解決をみました。関係者各位には心から御礼を申し上げます。「NERO PASTELLO(パステルブラック)」ってコトで、どぉっすか(笑)。この特注色(非基本設定色)用のカラーコードステッカー、そもそも貼ってある場所がマズくて、ちょうどトランクのウェザーストリップがアタって擦れる位置に在るんです。ギブリカップのブルーフランスなんかも、大概消えちゃってマスからね。
さて、ホントに悩ましいのは、カラーコードを知らないコッチの方。それでも、コンジョーのネット徘徊からようやく炙り出した色調がコレ。塗装から2週間経過したので、朝からコンパウンドでシコシコと磨き出し、エイヤーとデカール貼りまで一気に行いました。
そもそも、組立説明書通りに塗ったら、箱絵(側面写真)のようになっちゃうところでした。ワタシが目指したのはキャンディライムグリーン。箱にあるのはキャンディエメラルドグリーンなのだそうで、どちらもカワサキ純正カラーではあるものの、ワタシの記憶では、この時代の同車にキャンディエメラルドグリーンの設定は無かったハズ。箱絵を見た瞬間の違和感はやはり正解で、輸出仕様に設定されていた色なんだそうです。
ところがね、このキャンディライムグリーンにも、現行車用にニューキャンディライムグリーンって設定があるらしいんでヤヤこしい。タミヤのスプレー缶にはそのものズバリにキャンディライムグリーンと称するヤツが存在するのですが、ソレはニューキャンディライムグリーンに調色されている(同社の1/12カワサキニンジャZX-12R用としての供給)なんてハナシまでが即時に判明してしまうネット検索のベンリさには、感謝すべきところでしょうかね。

 ↑ことほど左様に、色目というのはホント難しいですね。光の加減や、塗られた面の形状、そして艶感の違いにも大きく見え方が左右されてしまいます。実車もそうですが、模型のデフォルメされた世界では、さらに縮尺に従いイメージを凝縮して表現する必要もあるんで、高校生の頃に街で出会って見つめていた「あの色」こそを求めての徘徊は、面倒ながらも楽しい旅ではありました。同車独特のストライプとロゴのビミョーな位置関係とキッチリしていないヒン曲がった角度感(箱写真も組立説明書の図も、脳内イメージと隔たりがあるんでアテにならない)を要求されるデカール貼りも老眼にはキビしかったなぁ。識者の方々、往時の雰囲気出てますでしょうかね。

 それじゃー、また明日。

5 Replies to “ソトは雨、色目でナヤむ日曜日。”

  1. キャンディライムグリーン。
    いい感じに仕上がっていると思います。
    光の当たり具合で、微妙に色彩が変わりますね。

    1. ↑「Wさま」さん、いつも有難うございます。光の加減で様々な表情を見せるので、ホントに難しい色でした。黄色一滴で、全然違った仕上がりになったりします。コレ以上明るくすると、メタが見えなくなっちゃいそうだったんで、このくらいにしておきました。

  2. 記憶だけで調合って、さすがですね。
    私は大抵脳内で都合よく美化・変換してしまっておりますので
    まともに再現は不可能に思います。
    いまだにアズーロアルゼンティーナは本物よりライトブルー寄りで脳内に焼き付いていますのです。

  3. どしゃ降りの日曜日は絶好の引きこもり日和。
    ワタクシメも引きこもりを堪能しておりました・・・こんなんでいいのかボク?

    それにしてもバイクのプラモの製作が続きますね。
    この細かい作業はもう、修行であります。

  4. プラモだが
    侮れないよ
    悩む色

    非常にマニアックな悩ましい問題で、全然ついていけません。

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