新型コロナウイルス問題について、またまた考える。

 ええ、チャレンジはいたしましたとも。午前10時キッカリになったら、申し込みサイトに入って、ソッコーでオーダー入れようと画策しておったのです。ヨメはアパートのパソコンで、ワタシはデポので。

 ところが、本日は件の動画アップの影響でしょうか、とにかくなんだかんだと朝から一日中電話が掛かってくる状態でして、アッと気が付いたら10:15になっちゃってました(泣)。とーぜん、サイトそのものにも繋がりません。明日も午前10時に再チャレンジしてみたいと考えております・・・そう、シャープ製の国産マスクのハナシですヨ。

 これから貰えるという通称アベノマスク(泣笑)にしても、衛生的では無い不良品が混入しているらしいし、あんまり国産品以外のマスクをしたくはないものなぁ。新コロ以前の問題として、我々は現場作業の際にマスク着用を必要とする局面が多いので、コレも手に入らないのは困ったモノです。更にドコへお出掛けするにも、マスクを着用してないと肩身が狭いどころか、周辺の人々からはニラまれちゃいますからね。

 まぁ、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言も全国全県に拡大されましたからね、千葉拙宅周辺には今もなお感染者の情報が出ておりませんので比較的安心して行動出来るとは云え、やはり外食や食料品の買い物にも気を遣わねばならない状況となりました。この閉塞感漂う状況が何時迄続くのやら・・・しかしながらワタシなどは、週一でも逃げ帰る家があるダケ相当恵まれている部類でしょうから、文句を云ってはイケませんね。夜も昼も無く今も最前線で闘っておられる医療関係者の方々には、心からのお見舞いを申し上げます。当店顧客の皆様の中には医療従事者が多いので心身ともに疲れ果てている方々はいらっしゃるのではなかろうかと、日々心配を募らせているところです。「有難うございます」と手を合わせる事しか出来ませんが、一日も早く医療崩壊の危機から脱する事が出来ますよう、公共交通機関を使用せず、ヒトゴミにも足を踏み入れる事なく5月6日までの経過を見守りたいと思います。

 ついに最寄り駅たる光が丘駅にごく近い地域の総合病院でも院内感染が起きているのが本日になって判明したと、今まさに傍らのテレビから報道が流れております。正直なところ驚きとともに些かならず狼狽しております。緊急事態宣言の発せられた4月8日を以って、原則的に当店へ御来店なさらぬようにして頂くという措置をとりましたので、どなた様も御心配には及びません。実は8日時点では時期尚早かなとかなり逡巡していたのですが、今は思い切って決断しておいて本当に良かったと胸を撫でおろしております。皆様には御不便をお掛けしておりますが。

 ここからのハナシはまったくワタシ独自の現段階に於ける視点ですから、すべての読者方から御賛同頂けるとは思っておりませんが、正直な気持ちを開陳しておこうと思いますので、先に謝っておきますね。

 本日現在の我が国に於ける新型コロナウイルスの蔓延は、春節時の初動ミスとオリンピックに拘るあまり対応が後手に回ったコトに拠るものである事は疑いありませんが、何せ当事者国もWHOも信頼に足る情報を提供してくれない状況下では、多少は仕方のない部分があったかも知れませんね。当初も今も、変わらぬ問題として残っているのは、このウイルスの危険度が、本当のところはどの程度なのかといった点であろうと思います。今や日々マスコミやネット上では玉石混交の情報が飛び交い、ひとつひとつの真偽を確かめる(というか自分なりの今現在に於ける日々の結論を導き出す)には膨大な労力を必要といたします。単なる風邪に毛の生えたようなモノなのか、HIVみたいなモノなのか、況や生物兵器的なモノ(若しくは、その出来損ない)なのか・・・本当に悩ましいところです。日本型のBCG接種に抑制効果が期待出来るのでは?とか、アビガンはとりあえず効いている様子だなどの情報は、真偽のホドはともかくとして既に皆さんも御存知でしょうね。で、ソレらすべての末尾には東スポとか女性セ〇ンの見出しみたいに「?!」を付けなきゃならない状態の中で、なんだか良く分からないから、とにもかくにも感染者を避けておこうといったところに落ち着いてしまいましたのが現在の状況なのでしょう。3月中旬くらいのワタシは、それでもまだ、幾らかタカを括っておりました。「日本人は、ムダなPCR検査を行わずに、結果的に上手くやってる」と。ワタシは医療のシロウトではありますが、モノ作りに於きましては多少の発言は許して頂けるモノと前提して申し上げれば、「陰性or陽性」の他に「擬陰性・擬陽性」なんて検査結果が出てしまう程度の(しかも正しい検査結果を得るには、相当なスキルが必要そうだし・・・)検査は、全国民に対して行おうとしても何年も掛かりますし、しかも正確度が50%~70%と聞くに及んでは、無症状の人間が受けるのは渋滞と混乱の元としか思えません。拠ってこの作戦には、非常に好感を持っておりました。でも、3月終わりの三連休がターニングポイント(ソレを“気の緩み”などと表現する都知事は如何なモノかとも思いますが・・・2020オリンピック東京開催の存在こそが仇そのものであったと思っているので)となって、一気に拡がったの感は否めず、ヘンな物言いですが、新型コロナウイルスという存在がグッと身近に感じられる昨今とはなってしまいました。

 もはや、自分自身が無症状感染者の可能性があると認識しつつ、誰もが他人(特に健康弱者)を慮って行動する必要があるように思えます。また、自分自身も感染・発症しないように最大限の努力を傾注する必要もありましょう。「三密を避ける」というのはアタリマエと前提して。

 先日、自衛隊独自の感染予防マニュアルというモノの存在を知りました。その陸上自衛隊公式サイトに「クルーズ船でも感染者ゼロ 自衛隊式感染症予防」という動画群がアップされております。手の洗い方、マスクの着脱法、すべては結果が物語っている通りに危険な任務で感染者ゼロというダケあって、理に叶ったモノです。まぁ、マスクの着用法ひとつとりましても、実際に一日を通して、ここまで完全なカタチで過ごすコトは無かろうと思いますし、手洗いに関しましては一般人のダレひとりとして、このようにキッチリと洗い抜いているヒトはいないでしょう。で、ソレはムカシからワタシが思っていた部分でした。「日常生活の中で、そんなにちゃんと手なんか洗えないヨ」と。で、自分なりに考案したのが「絶対に手掴みで食べ物や薬などを口に入れない」という感染症防止法です。ワタシたちは、日常的に地べたにヒザをつきますし、中古車の床に寝転がって作業をしたりします。土足で長い年月使用されたジュータンやフロアマットの上に寝転がったり這いつくばったりするのです。ドアの内部に素手を突っ込んだりもいたしますのは、当ブログ読者も良く知るところでしょう。そのような作業を行った後で工業用洗剤や有機溶剤を用いて何分も手を洗い、すべての衣服を脱いで風呂に入って体中を洗い終え、手指にアルコールを擦り込んだあとであっても、手の匂いを嗅ぎますとドコとなく独特の埃臭さは残ります。そして数日の間はトレません。このような状態のままで、手掴みでモノを食べるというメンタリティには到底ならないのです。今のマイクロ・デポを始める以前、結婚してすぐの年末にインフルエンザに罹患した経験があります。ソレは一気に高熱を発してとてもツライものでしたが、当番医の医院に行ってガタガタ3時間震えながら待たされたのはトラウマティックな記憶です。また、10年ホド前の夏休みにはウイルス性胃腸炎というのに罹り、休暇期間中ずぅ~っとモノが食べられなくなって苦しみました(ソレでもダメ男の集いはコンジョーで開催しましたケド:泣笑)。そのようなツライ経験がバックボーンとなっているので、すべてのモノを箸やフォークで食するコトには、例え人前でも、高級店であろうとも、なんの躊躇も恥じらいもありません。例えばマックに行ってフライドポテトを注文する場合には必ず「フォークを付けてください」と頼みます。店員は一瞬キョトンとしたのちに不承不承くれるモンです。(まずは出来れば口内と口の周囲を水で漱いでから)柿の種を食べるのも、ピーナッツを口にするのも、飴玉を口に入れるのも、ポッキーやプリッツを咥えるのも、ポテトチップスを摘まむのも、その過程で絶対に手指や皮膚が触れないように行っています。こうした行いに拠って少なくとも経口感染のリスクは激減するとワタシは信じています。日本人は、それでも原則的には箸を使用して食事する民族性なので、諸外国に比べて幾らかでもリスクは少ないと思われますが、折角ですからソレを徹底してみようというワケです。土足厳禁(大きな病院も町医者のようにスリッパ使えばいいのにと思っています。出来ればビジネスホテルの部屋にあるような使い捨てのスリッパを)の徹底と併用すれば、そして世界中が実践してくれれば、新コロのみならず、すべての感染症予防には必ず一定以上の絶大な効果を得られると思うんだけどなぁ・・・。

 新型コロナウイルスが、従来型の風邪やインフルエンザと大して変わらないモノであると強引に仮定した場合でも、もはや全世界で新型コロナウイルス問題がこのように日々クローズアップされ続けている限り、国際的な経済の停滞若しくは崩壊も防ぎようが無いと考えます。一日も早く、まずはせめて収束傾向を見出す迄、家では靴を脱ぎ、すぐに風呂に入り、手掴みでは喰わず、出来るだけ他者との接触は避けてまいりたいというのが、本日現在の結論です。顧客の皆様には、もうしばらく御不便をお掛けいたします。何卒御汲み取り頂きたいと願っております。

 それじゃー、また明日。

 只今、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の主旨に鑑み、一切の小売(車輛本体・中古部品・新品部品・各種油脂類他用品・自動車関連の古本・自動車関連のヴィンテージ小物)と整備修理車検等メンテナンス部門の御依頼を承っておりません。顧客の皆様には、著しく御不便をお掛けいたしますが、何卒御理解の程お願い申し上げます。

13 Replies to “新型コロナウイルス問題について、またまた考える。”

  1. たこちゃん記事もりゅたろう先生記事も参考になりました。
    冷静に対応して参りたいと思います。

  2. ぼっとん便所が生活の中にあった世代(ワタシもそう)と水洗便所がデフォな世代で衛生観念が違うような気がします。

    〇んこ座りはしますが、地べたにベタベタ座ることになんか抵抗があるんですよね。

  3. 衛生観念の違い、特に外国との違いには驚かされます。

    ちょっと的外れかもしれませんが中国での収束が本当なのかいまだに信じられません。
    武漢以外に国家規模の人口を擁する大都市が多数あるのに…
    そっちこっちでなぜ感染爆発が起きないのか?
    起きていて隠蔽されているとしてもさすがに現代のネット社会で隠蔽し尽せるはずないのですから…
    いい方に解釈して集団免疫?それしても強すぎる免疫力かと…

  4. そういや、マスクの路上販売二度見かけました(もちろん無許可、売っているのは日本人)。1枚100円でした。
    闇ルートがもうここまできているので、もう少しすれば正規ルートで販売が再開されると思います。

  5. 私はこう考えています☟
    https://www.facebook.com/ito.ryutarou?ref=brem

    ご飯食べてお腹一杯。
    私は有名人ではないので袋叩きにされませんが、有名人がこんなこと言ったら大変なことになってしまう御時世です。
    でも、実は、実は同じように考えているドクターもちらほらいるようです。
    個人的なメールでそう言うんですが、私のFacebookなんかに書き込んだりしません。
    まあ、仕方ありませんね。
    ちょっと思うんですが、日本が大東亜戦争に突き進んでいった時世、きっとこういう空気が世の中を支配していたのでしょうか。
    私は右翼のくせにアナーキストで、相当我儘で頑固な奴です。
    きっと大東亜戦争前夜、日本が戦争せざるを得ない状況に追い込んだ欧米人を憎みつつ、そうせざるを得なかった日本に共感しつつ戦争に反対して憲兵にひどく痛い目にあわされていたことでせう。
    おお、こわ、今のこの時代で良かった。

  6. コロナ情報が氾濫しており、あまり理解出来ておりませんが、元々、風邪&インフルエンザの延長線上の病と思っておりましたから、 飛沫粘膜感染・濃厚接触を避ける事が一番大事で、その次に手洗いとうがいと鼻うがいを心掛けておけば、防げるものと思い込んでおりました。
    そんなに感染力が強いものなのでしょうか。
    まあ、見えない敵である事が厄介です。
    とにかく、自粛しておる次第。
    でも、自粛要請って変な日本語!
    部屋に籠ってばかりでは心が病んで免疫が低下しそうですから、このブログには免疫力を高めてくれる、好奇心をそそられるトピックスに期待しております。

  7. 子供時代、手を洗えと言われても洗わず、手掴みで柿なんかかじり、擦り傷なんかは唾つけて、でもそれほど病気にならずにいたのが不思議です。今考えれば破傷風で死にそうになった人もいたし犬にはダニがついていたしで危険な要素はいっぱいあった、同級生が他界する事が多くなり、近頃は生きていくこと自体が運試しなのか?って思います。

  8. 以前、朝から何も食べて無くてマイクロデポを訪問した時、空腹からコンビニサンドイッチとおにぎりを持って行った時、いつもの様にサンドイッチを袋から出して食べようとした時、たこちゃんから「何で袋から出して手掴みで、、、」という顛末がありました。それ以来、極力「手掴み厳禁!」を守っていたら(何度かポテチを手掴みでいってしまった事もありましたが)、医療職である家内から衛生意識がやっと分かってきた様ね!と褒められました(苦笑)。ありがとうございます!

    りゅうたろう先生のご意見もとても分かりますね。皆んな結局確率統計をどう捉えるかであるのでは?とも思いますが、現時点では自分がいつ加害者になるやも、と考えて自粛生活をしております。

    こちら九州のとあるドラッグストアでは、マスクや消毒液等を、ほぼ普通に今日も販売しておりました。(まだ1家族1セットですが。)少しずつですが不足が解消され行くと良いですね。

    早くコロナ禍が収束し、新しい未来を拝み生きていきたいものです。

  9. 日曜日の夕ご飯はスペアリブでした。
    当然、家族3人手をべちゃべちゃにしながら手づかみで食べました。
    その昔、まだ20代の頃、イタリア人と結婚した母の友達のいらっしゃるベニスのお宅にお邪魔した時、とってもきれいなイタリアの女優さんが「ピザは手づかみ以外で食べちゃダメ!私はどこでもそうするわ。だって美味しくないもん!」と艶然とくらくらするような微笑で唇についたトマトソースをちろりと舐めながらおっしゃって以来、絶対手以外で食べていません。・・・ここは創作ではありません。
    ああ、コロナの怖さより、きれいなお姉さまと交わした約束「はい!絶対そうします!!」に心囚われているんです。

  10. ベネツィアでその後の私の食癖を左右した女優さんは、クラウディアカルディナーレ様でした。

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