アルファロメオ159のドアトリム修理

 本日はまた、格別に寒い土曜日でしたね。夕方に「千葉のK改め小金井のK」さんが、当店のエアコンがコワれて暖房が効かないハナシを先だっての当ブログ記事で御覧になり、御自宅のお引越しで出てきたデロンギのオイルヒーターをわざわざ持ってきてくださいました。御土産のお菓子も有難うございました。こうして皆さんからの御支援を受けて、日々どーにかヤッてイケているものと、心から感謝いたしております。

あー、ドアトリムをハズしました。なんでドアが4枚もあるのかと、恨めしや~(笑泣)。
コレが裏側。もう、すべての構造材が高性能接着剤でキメてありますので分解不能。
でもなぁ・・・このバフバフを直すにゃ表皮をハガすしかないんだけど・・・
この部分さえハズれてくれれば、なんてコトないんだケドなぁ・・・
まぁ、四の五の云ってても始まらん。エイヤァーでフチを引っ張り出しましょ。
ハガしてみると、毎度おなじみ劣化ウレタンフォームとの戦闘開始が決定デス。
一旦、両接着面をキレイにして表面を均した状態を作ります。
とにかく、スジというスジに接着剤を塗布するコトといたしました。
スジに合わせてヘラを挿し入れ、ヒダのポコポコ感を残しつつ接着します。
実はコレが一番危惧してた作業。フチの折り返し部分をヘラで入れていくのですが、その難儀さといったら・・・一枚で8時間以上は掛かりました。指先や肩に妙なチカラがはいるので、コレで上半身中の筋肉がプルプルになっちゃうんです(泣)。
ハズキルーペで見ながら、ヘラの先を使って、少しづつ裏側へと送り込みます。
で、完成したドアトリムを早速取り付けてみました。・・・あと3枚ある(大泣)。

 ↑ホントは、オリジナル新品の様なフンワリ感をもう少し出したかったんですケドね。なにせパネルがバラせない構造なんで、この辺が限界でしょうね。後の耐久性を考慮すれば、ウレタンフォームもホントは入れたくなかったんだけど、一部ダケ必要を感じたので貼ってみました。これから、千葉の家に帰るんだけど、運転出来るかなぁ・・・

 それじゃー、また明日。

5 Replies to “アルファロメオ159のドアトリム修理”

  1. いやはや、アルファロメオ159のドアトリム修復作業、とてつもなく困難な作業です。
    この作業を一言で言うならば、まさに「地獄」。
    大丈夫、地獄作業を終えた後は、天国があなたを待っている♪

  2. アルファも
    やはり大変
    レストアが

    イタリア車はどうもこうもやはりレストアが大変ですね。修理の効率とか整備のし易さとかイタリア車は特に考えられていないのでしょうかね?そういうのがフィードバックされて、改良、改革などにつながらないのかな?!残念です。

  3. 寒い中、トリム修繕作業お疲れ様です。
    フチの折り返しで8時間以上、これは相当難儀。
    続きは来週頑張りましょう。

  4. イオタT様のおっしゃる通り、アルファロメオ 専門店でもここまでは。。。(驚)
    匍匐前進のために、両肘両膝にプロテクターを着けるたこちゃんが想像出来ます。

    また、綺麗なデポ2階で、羽ばたくように羽を広げる159ドアも何だか誇らしげ!でも全部見られて恥ずかしげ。

    27年前に初めて買ったSr4スパイダーのドア内部でパワーウインドウの動力伝達がタコ糸だったことに驚愕した事を思い出しました(苦笑)

    ああホルモン喰らうぞ!

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