夏の九州旅行記 令和元年(その5)

 はい、ここのところ日々の忙しさに紛れつつ、まだこの九州旅行記が完結していないコトをスッカリと忘れておりました!コレだから、ロージンはイケません。前回の(その4)は8月25日だったみたいなので、実に9日振りの再開でございます。まぁ、多くの方々にとりましては、どーでもいいチャ、どーでもいいんですケドね(泣笑)。でもまぁ、ワタシの私的な絵日記だと思って御笑読くださいナ。・・・にしても、遠い記憶(まだ一か月経ってないぢゃん:泣笑)を呼び起こしつつ記事を書くのは、思いのホカにたいへんな労力であります。

久留米での夢の宴から一夜明け、早起きして水郷柳川を散策しています。
朝の7時前、まだ観光客も居ないので、とても涼やかな気分です。
何度も柳川に来ているのに、そう云えば川下りは未体験だなぁ・・・
参道にはクマゼミの鳴き声がコダマしています。でも、まだ涼しい・・・
柳川に訪れると必ず参詣している三柱神社さま。今年も帰って来ました。
同じ敷地内には、柳川護国神社さまも、まします。
境内の日本庭園は、いつも美しく整備されていて気持ちの良い空間です。
朝早いので、社務所も開いておりません。いつもなら、此処で“蘇り御守”を拝領するところです。
たくさん鳥居が並んでいるのは御稲荷さまかナ。
コチラにも鳥居が建っております。境内には複数の神社が在ります。
懇ろに手を合わせて、お願い事をいたしました。家内安全・商売繁盛!
古来から存在する建造物というのは、凛とした佇まいですね。
数年前に放火を被ったとの由、本当に許しがたい輩が居るモノです。
祭礼の時期ともなれば、たくさんの観光客で賑わうコトでしょう。
また、来年も来られるかな。一礼して次の目的地へと向かいました。
西鉄の柳川駅に戻ってきました。これから電車に乗ってレンタカーの回収を。
駅前広場に立つ、からたちの花の歌碑。北原白秋ゆかりの地かぁ・・・
失礼ながら在京の西武あたりでは、考えられないホドにオシャレな駅舎。
この西鉄柳川駅にも初めてまいりました。いつもクルマ移動だモンね。
地方の私鉄駅ですから、お盆休みの朝ともなれば閑散としていますね。
ココから、急行で20分ホドの駅らしいんだケド、急行来るかな・・・
果たして、おおっ!急行が来てくれた。コイツは朝から縁起がイイ。
・・・で、柳川駅から見て久留米駅のひとつ手前となる花畑駅で下車。
西鉄線のガードをくぐれば・・・
前夜に“夢の宴”があったビストロイイダさんに戻ってきました。
お店の対面にある時間貸し駐車場からレンタカーを出して・・・
早速、朝食代わりのどんぐりパンを買いに行ったら、お盆でお休み(泣)。
柳川への帰路、途中で目についた沿線の駅前ロータリーに立ち寄りました。
ココでもクマゼミたちは、元気よく大合唱で我々をアツくるしくお出迎え。
柳川駅前のパーキングにて、ものスゴく目に違和感を感じるクルマが・・・
ホント、ドコかで見たような、まったく知らないような・・・
ノーズのエンブレムを見る。「ああ、プロトン・・・マレーシアか!」
プロトンサトリアネオって云うらしい。しかも現行型車だなんて!
またまた水郷地帯に戻ってきました。朝とは違って日差しが超ツヨい!
コンジョーのある観光客方が、次々と乗船いたします。達者でな~!
このあたりの時間帯には、いよいよセミもワシワシと賑やかさを増します。
夏の水郷は写真で見ると涼やかなんですケドね、メチャこらアツいです。
なんか、戦争の遺跡を真夏の南の島で探索している気分となりました。
日差しは強く、日カゲは少ないので、出来るだけ速足で歩きます。
時刻は午前10時10分。10時半からの開店なのに、もう行列が・・・
ズルいカホリが周囲に立ち込める中、定刻に開店、その店内へと・・・
二階席もありますが、本日は第一ロット(笑)なので、一階座敷に。
まずは、灼熱下の行列に耐えた御褒美を。冷えたグラスも嬉しい。
待つコト40分余り、アコガレの本吉屋でようやく出てきたせいろ蒸し。
もう一人前は少し軽めにと、うな丼をオーダーして相互にシェア。
この色艶、この照り・・・見た目の点でも申し分なし。今、喰いてぇー!
食後のハラごなしに散策すれば、また荘厳な御社が在りました。
薪を焚いている方に道を尋ねようと、煙の方へと向かいます。
柳川に由緒ある神社が多いのは、何か歴史的背景があるのでしょうかね。
スグ隣の小学校からは、橋を渡ってコチラ側に来るコトが出来ます。
読み取りづらいですが、“白秋詩碑苑”と書いてあります。ようやく到着。
苑内には、白秋作詞の名曲の数々が詩碑となり、立っています。
その一つ“帰去来”の詩碑。碑の前に立つと自動的にコーラスを奏でます。
傍らの解説文を読みながら合唱を聴けば、より一層、理解も深まります。
北原白秋さんの柳川への郷土愛を感じさせる文章も、石碑になってました。
おお、これまた激シブな建造物。コリャもはや半壊を超えてるかナ。
あまりのアツさに、思わず、お堀に飛び込みたくなります。
看板が下に落っこちてますが、チャンと営業していた激シブ理容店。
こちらも表札を見れば、白秋さんの御親戚でしょうか。
ああ、どこまでもアツい・・・ところで、記念館はドコだよぉ~(泣)。

 ↑・・・というワケで、全国に約7名くらいの読者様をターゲットとした“たこちゃんズ夏の九州旅行記”を再開いたしましたが、今日の内容は、旅行の三日目に相当する8月12日(月・祝)の午前中、柳川周辺探索の模様をお送りいたしました。また今回も川下りには乗船出来ませんでした。だって、見るからにカンカン照りの川面はアツそーなんだモンな(泣笑)。でも、初めて柳川に宿をとってみたので、結構スミズミまで堪能するコトが出来ましたヨ。・・・にしても、アツかったなぁ・・・

 それじゃー、また明日!

9 Replies to “夏の九州旅行記 令和元年(その5)”

  1. 柳河いいですねえ。柳河といえば水郷巡りとプロトンサトリアネオ。
    以前モータースポーツのベース車としてラリーショップが輸入を始めてどうこう、というのを記憶しています。までもこれ全然ノーマルですが。

    あと、それにしてもひたすら写真撮り続けておられるのですねえ。
    これいちいち両手でカメラ構えて撮っておられるですか。若しくは頭に固定してあって瞬きするとシャッターが切れるとか。
    んなわきゃねえか。

  2. プロトン・サトリア ネオに食いつきましたよ。
    wiki
    >1995年に生産開始。ベース車は4代目三菱・ミラージュで、内装およびフロントのデザインが変更された。

    やはり何かと佇まいが似ているとおもったら、三菱ミラージュか!…というのは早合点で写真のクルマは2代目

    >プロトン独自開発のプラットフォームをベースとしている。

    2010年12月には、キャロッセによって2011年から日本に正規輸入販売が行われることが発表され、2011年1月の東京オートサロンにてラリーカーコンセプトとR3が参考出品された。キャロッセによると、現在の日本の自動車メーカーのラインナップにはモータースポーツで使用できる手軽なベース車両がなくなってしまったため、…
    2012年6月、PHP(輸入車特別取扱)制度による国土交通省型式認定車となり、同年8月21日付でJAF登録車両として承認される。
    2015年、既存の5ドアハッチバック車のサプリマSに統合される形で販売終了。これにより同社から3ドアハッチバック車が全て消滅する形となった。なお、日本市場向けは2018年8月現在も輸入在庫対応分に限り販売が継続されているが在庫がなくなり次第、販売終了となる。

    ほうほう。全く知りませんでした。Webサイトではまだ買えるような雰囲気が…、まだ在庫あるのでしょうかね?

  3. プロトンに
    古き良き日の
    面影を
    走る喜び
    学べ若者

    プロトンみたいなコンセプトの国産車、昔は多くて、走る楽しみを教えてくれたのですが、こんなクルマが売れず儲からず、造れなくなった日本が悲しス。
    仙台に赴任していた頃、某N系カーディーラー整備工場の店長がボヤいておりました。
    「乗用車って、高くなったよねえ。スタートが300万円だから若者は軽しか買えないよ。軽だって上級車種は200万円するからねえ。昔はお手軽に走りを楽しめるクルマが沢山あったのに(泣)」
    いやいや、仰せの通り。
    痛み入りやす。。。

  4. 柳川の写真、風情があっていいです。
    特に1枚目の写真、気に入りました。

    プロトン、初めて知りました。
    よくぞ柳川の地で見つけましたね。

  5. 朝早いと気持ちよく観光が出来ますね。
    我が家は8/12は丹後半島寺社めぐりでした。
    それにしても御朱印とか言う旧国鉄のチャレンジ20,000kmのときのスタンプ集めみたいなの何とかなりませんかね。

  6. 圧倒的な文章量と写真を、まるで紙芝居の様に楽しませて頂きました!ありがとうございます!!

    翌日はわざわざ、引き返させる事になってしまい、申し訳ございませんでした。。。でも急行速攻のようで何よりでした(苦笑)

    実は三柱神社、我が愚息長男が初の「お宮参り」をさせて頂きました神社でして、水害放火の際には、悲しい気持ちになりました。。此の様に再興されていたとは気付きませんで、何よりでした。

    柳川三大(?)鰻の銘店、「本吉屋」も最高ですが、筑後川鰻の「富松」鰻も久留米周辺にございます。次回は是非とも食べ比べをば。。。

    色々とありがとうございます。

    柳川を巡るたこちゃん 御花茶屋
    水郷の陽
    想い出焼き付く

  7. 昨日は柳川のクリークより遥かに水量の少ない日野川がオーバーフローしまして、横浜横須賀道路の日野インター交差点が水没、クルマが流されニュースになっておりました。
    はい、我が家から坂を徒歩5分ほど下ったあたりです。
    さらにその下流の川沿いにはミラコラーレさんがあるのですが、あの辺りはとりあえず氾濫しないですんだと聞いています。
    しかし、恐ろしいほどの雨と雷でした。
    任意の車両保険、水没でも出るようにしておこうかな。😅

    https://usagi-syufulife.com/2019/09/03/2387/%20

  8. よく調べたら、ミラコラーレさんのある港南中央付近も鎌倉街道は冠水したみたいです。
    たくさんのマセラティさんたちの無事を祈ります。
    大岡川分水路開放して磯子湾に排水しても間に合わなかったのか…恐ろしい。

  9. 柳川の
    水面の煌めき
    夏懐かし

    初めからブログ記事を書くように、構成立てて写真を撮っているみたいです。たかだか2〜3週間前だというのに昔に感じるのは、年あるからかな。

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