聖地巡礼@大泉

 現在放映中、N〇Kの連続テレビ小説“なつぞら”と云うのを、たこヨメの解説付きでチラっと見てたら、「そう云えば、月曜日はやってるのかなぁ・・・」と急に思い立ちまして、聖地巡礼の旅へと出掛けるコトにいたしました。もっとも、現地までの所要時間は30分ホドではありますが(笑)。ま、路線バスの旅っつーコトで・・・

マイクロ・デポ前バス通りを(デポを左側にみて)光が丘公園を背にした状態でそのまま真っすぐ歩き、笹目通りを渡ってしばらく行きますと、セブンの先に土支田一丁目バス停が在ります。アパートからは、土支田交番前バス停よりコッチが近いの。
で、10分も乗らぬウチに到着したのは比丘尼橋バス停留所。
石神井公園と成増を結ぶバスは、往路と復路でルートが異なります。コレ、いつも公共交通機関でマイクロ・デポにお越しになる場合に、成増や石神井公園からお乗りになって頂いている系統のバスなんですヨ。
比丘尼橋の頭上には関越自動車道が走ります。練馬インター下り側です。
スグ先の大泉インターからは関越道と東京外環道の両方に乗れます。
比丘尼橋交差点を渡って、しばらく行くと岐路がありますが、ココは右方向(道なり)にまいります。
このあたりでは大規模なインターチェンジ建設工事が、もう何年も行われています。なんだか、不思議に昭和テイストな空気感の場所です。
工事現場のゲート名にも謳われる東映は、地域と密着しています。
シュークリームで有名な“おだふじ”さんを左手に見ながら歩きます。
その先に、ブルーベリーの観光農園が在ったりするのが練馬っぽいところ。
その隣に地域住民の衣食住の要となっているOZ(オズ)というスポット。
その対面にあるのが、東映東京撮影所。ジャイアントロボもキャプテンウルトラもキーハンターもGメン75も、すべての平成ライダーもスーパー戦隊シリーズも・・・み~んなココで撮ってるんですヨ!スゴイな大泉。
撮影所正門の隣には、映画館を擁するスタジオシティも。プリキュアの聖地と云われているらしいです。
そのまま先を行けば東映撮影所の西門が出てきます。昭和な風景です。
で、その対面が、旧東映動画、現在の東映アニメーション社屋です。
「♪かぁ~どのやーおやー、スゴくやすい」とロボットガールズZの主題歌にも歌われた、ある意味有名な“ところ青果”さん。チャンと、歌の通りにカドに在る。
我が母校、ヒカ高生の大泉在住ライダーは大概ココで二輪デビュー。
開館時間まで、まだ少しあるようなので、社屋の裏側も探索しましょう。
裏側は、スタジオ関係者の出入り口。民間のコインパーキングもあります。
対面にも関係棟が・・・寮かナ、或いは深夜遅くなった場合の仮眠所かナ。
そして、コレが別館らしいんですが・・・
ああ、やっぱりそうみたいです。タバックってロゴも、アニメのタイトル画像でよく目にしますね。
東映アニメーションミュージアムへの入場は無料ですが、簡単な受付手続きがあります。一日有効の出入り自由となるシールを胸に貼って、場内へと入ります。長靴をはいた猫は、当所のシンボルキャラクターです。
いきなり大きな黒板。やにわに絵を描きだした“たこヨメ”。ハスの葉っぱ・・・?
・・・にツルが生えてて?
水玉模様の柄が入って、ヘビさんでしたぁ。
あ~あ、書いちゃった(見せちゃった:恥笑)。
本日の初作品がコレかぁ。平日の開館時間ですからね。客は我々ダケ。
さらに“たこヨメ”がオリジナルのたこちゃん♂♀を描けば、ワタシは当所所縁のもーれつア太郎よりニャロメをば・・・
でね、中に入りますと、とーぜんと申しますか、とにかく撮影禁止。
記念撮影用のブースは、幾種類もございます。コレはプリキュア関係。
プリキュアオールスターズとワタシ。この娘たちの数ダケ玩具が発売されてきたんだから、御両親をはじめ、さぞやたいへんだったろうと(笑)。
コチラはおジャ魔女どれみ(コレは見てた:笑)関係者たちと・・・
ドラゴンボールZ関係者たちのフィギュア。以前はマジンガーZだった・・・
屋外には、ワンピースの帆船。アニメも原作も見たコトないもんで・・・
アラレちゃん御用達のウ〇コ君と目玉おやじモティーフのサーチライト。
黒板に戻れば・・・あ、子供連れの若いお父さんが、ワタシの描いたニャロメの脇にケムンパスとべしを並べて描いてくれてる!鬼太郎とねずみ男もお上手!!
見ず知らずの方と、期せずしてコラボ出来るのも面白いモンですナ。
ミュージアムショップのなりきりグッズ・・・小さくて着られん(笑)!
コレはちょっと欲しいゾ、絵コンテ専用ノートで束の間プロ気分は如何?
復路は、比丘尼橋まで歩かずに東映撮影所前からバスに乗って帰れます。

 ↑アニメの聖地として、いまや全世界から観光客が訪れてしまう(笑)ようになった練馬区大泉の一帯。マイクロ・デポからは一度も曲がらず、すべて道なりに進めば、その聖地のコア部分に到達出来るのです。フルに歩いても小一時間、クルマなら10分と掛かりません。何年も前に、リニューアル以前の同所を訪れましたが、スッカリ面目を一新しておりました。京都での悲しい事件があったせいでしょうか、警戒は厳しく、随所に複数の警備員が配されているのも印象的でした。開館時間が来て、エントランスから入って行くのも一瞬躊躇するくらいに物々しい感じがいたしましたもの。ただ、実際に入って行くと、にこやかに「いらっしゃいませ!ささ、コチラにどーぞ。」と受付に誘われ、無事に日付入りの入場シール(胸に貼っていれば今日一日出入り自由)を貰えましたんで御心配は要りません。さらにウレしいコトに入場無料です。

 ともあれ、館内の枢要な部分はすべて撮影禁止であるため、詳細は同館の公式サイトで御覧になって頂きたいモノですが、大きな画面上を歴代アニメ作品のサムネイルが浮遊していて、そのひとつを押せばウインドーが開いて、その作品の主題歌やエンディングテーマを当時の懐かしい映像とともに高音質で再生するアーカイブマシンは一見の価値があります。ただ、お休みの日は、小さなお子さんがたくさんなんだろうから、“大きなお友達”のGGIやBBAには出る幕無しかも知れません。現に月曜日の本日ですら、魔法使いサリー(初代モノクロ版)→ハッスルパンチ→宇宙パトロールホッパ→キューティーハニー(初代)→サイボーグ009(初代モノクロ版)→デビルマン→鋼鉄ジーグ→ミクロイドS・・・と来たところで、「さぁ次は、風のフジ丸とレインボー戦隊ロビンにイッてみよー」と思っていたら、おガキ様(しかーも、極く御幼児:笑)が数名ワラワラきやがりまして、ボカボカと画面を叩きつつ、老害GGIやBBAの預かり知らない昨今の作品を次々に立ち上げ始めたモノですから、“大きなお友達”は早々に退散いたしました(残念無念)。混んでいる日に行った場合には、隣のOZや、対面のスタジオシティでランチを採ったり映画を見たり買い物したりと楽しみながら、またミュージアムに戻って観るなんてユッタリした過ごし方も出来ます。マイクロ・デポへの御来店ついでに、少し足を伸ばしてみるのもよろしいかと存じますヨ。

 それじゃー、また明日!

9 Replies to “聖地巡礼@大泉”

  1. >ワタシの描いたニャロメの脇にケムンパスとべしを並べて描いてくれてる!

    こういうのは心がほっこりしますね。
    それにしても「プリキュアオールスターズとワタシ」の写真は…

  2. ドラゴンボールも鬼太郎も息が長いです。
    次男が夢中です。

    ワタシの東映撮影所のイメージはトラック野郎(笑)

  3. ↑トラック野郎に大笑い。
    さすがテツヲタさま(笑)。

    たこちゃんズ、お二人とも絵がお上手です。

  4. たこちゃん夫妻、2人とも絵が上手‼️
    たこちゃんはお父様譲りってことですかね。
    見ず知らずの方とのコラボも、素晴らしいクオリティです‼️😍👍💕

  5. 変~身ッ!
    しゅわっち!
    境町の万吉は現実逃避の為、シルバートライデント仮面に変身し、アッチの世界からコッチのブログにやってくるのであった。。。
    迷惑?
    しかし、たまにはアッチの現実世界の御近所の浜寿司さんで癒されている万吉なのであった。。。

  6. 東映の
    アニメーションで
    育ちました
    老いも若きも
    楽しむ時間

    練馬区の端っこに住んでいると、練馬区の他の地区のことが全然わかりませんで、大泉にこんな場所があったとは!?不勉強でした。。。

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