今さらながら、ハイテク回転寿司に驚いた。

 あ~、今日はあんまり食欲も無いから、軽く寿司でも喰おう、寿司でも・・・なんて庶民極まるワタシが云えるのも、くるくる回るタイプのお寿司屋さんと云うモノが、40年くらい前に登場し、ソレがココ数年のIT化の流れに乗って、いよいよ究極的な合理化を果たし、今や「ウマいネタが安いのがアタリマエ」となっている状況があるからなのでしょうね・・・

さっき、千葉拙宅から外環道で帰って来ましてね、大泉インターから土支田アパートの途中に在るココで軽めの夕食をと・・・
いつもこの店、全時間帯で混んでいたのに、今日は待ってるヒトがいない様子。その答えはコイツにあるようです。以前は、「いらっしゃいませ!」と声を発するダケのデクの坊(笑)だったように思いますが、近頃は発券機能に目覚めたらしいのです。
胸のスイッチを押せば、着席すべきテーブルを指示(笑)しやがります。
この注文用端末も初めて見た時にはコシを抜かしそうになりましたが、今ではスッカリとワタシにでも馴染みです。
で、試みに、なんかテキトーに注文いたしますと・・・
「御注文有難うございました!」と聴き覚えのある声が・・・
現在は「ぐぉっど、ごぉーがん!」とか、「げったあ、とまほぉーく!」とかのヒトでしたぁ。以前に入った時には「悟空」で「鬼太郎」のヒトでしたが。
メニューも、コレでもかといった風情。膨大な種類をコナさねばなりません。
で、平日は一皿90円だって。アキれるやら有難いやら。お客も通うワケだ。
90円の黒い皿が11枚、150円の金の皿が5枚、250円のイクラとアオサの茶碗蒸しがひとつ・・・以上がウチの二人前分。もちろんお酒は呑めなかったけれど、にしても安い!

 ↑でも、「面白うて、やがて悲しき・・・」な心境になってしまうのは何故なんでしょね。ウマいんだけど、ヤスいんだけど、ベンリなんだけど、ナニかがこう足りないと申しますか、情緒がないと云いますか・・・ITだのAIだのと云ったモノが絡むと、ジワジワと、こうして効率第一主義に走って行ってしまいますモンね。確かに現場で働いているヒトは、入店時接客をしなくて済みますから、「残れたヒト」のシゴトは効率化出来たコトでしょうね。シゴトも楽になり、少しは時給もアガる。願ったり叶ったりではありましょう。そのうちワンオペに限りなく近いモノになるのだろうなと思うと、近未来の人間の生活が大いにコワくなると云うものです。そんなコトを考えてるワタシも、リピートはしてしまうんですよね、きっと。そーいえば、回ってない寿司屋さんには、ずいぶん行ってないモノなぁ(泣笑)。

 それじゃー、また明日。

6 Replies to “今さらながら、ハイテク回転寿司に驚いた。”

  1. ご馳走の
    お寿司は家で
    食べるもの
    お寿司屋さんに
    行くって贅沢!

    まあ、お寿司もお手軽になったものです。
    子供の頃、べっこう(キハダマグロの赤身)と錦糸卵とキュウリの千切りが乗ったチラシ寿司が、お寿司でした。

  2. は〇寿しの平日価格にも驚きですが、駐車場の写真、たこちゃんズカー以外は皆ミニバン。
    昭和の時代でしたら、セダン中心でしたでしょうに。
    時代は変わりますね。

  3. ああ、こちらも、はま寿司さんでしたか。
    紛らわしいですが、ワタクシの御近所の境町の浜寿司さんは回転しておりません。
    次、浜寿司さんに、いつ行こうかな?

  4. 子連れだととても重宝するのですよね回転寿司は。
    いまやアプリは必須です。予約していないと休日などはトンデモナイ時間、待たされることになりますので。
    食べ盛りに「好きなだけ食え」と見栄を張れるのはこういう店ぐらいで…

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