マセラティスパイダーザガート後期型の足回りをリフレッシュする作業

 さぁ、“引っ越しの儀”もようやく済みましたんで、このワードプレスでは初めての「本ネタ」にチャレンジしてまいろうと思います。コチラでは、ひとつひとつの画像下にいちいちキャプションを付けられるよう になっていたり、画像代替テキスト(画像を見るコトが出来ないときに、その代わりに表示される画像説明文)もあるヨという、有難くも大きな御世話な仕様(笑)になってるモンで、こりゃひょっとして、却って難儀なのか(泣笑)?とも思ったりして・・・

 あ、昨日御約束していた、当店公式ホームページ「マセラティに乗りませんか・・・」から、この新ブログに速攻ジャンプ出来るリンクも今朝早くに完備させました。遅くなりまして申し訳ございません。

マセラティスパイダーザガート後期型。毎度おなじみのリフトアップ風景
マセラティスパイダーザガート後期型。毎度おなじみのリフトアップ風景
マセラティスパイダーザガート後期型のフロントサスペンションをはずした状態でリフトアップ。
アレ?フロントの足回りがソックリ無くなってる(笑)。

 ↑といったところで、さっそくまいりましょう。本日のクランケはマセラティスパイダーザガート後期型(「渋谷区のH」さん号)であります。このたびは、全体的なブラッシュアップを御所望なので、まず懸案であった足回りからというワケです。

マセラティスパイダーザガート後期型。フロントサスペンションとハブユニットを取り除いた状態。
フロントサスペンションとハブユニットを取り除いた状態。
マセラティスパイダーザガート後期型。フロントサスペンションとハブユニットを取り除きナックルアームが見える状態。
フロントのナックルアーム。ハブユニットをはずした状態で見る機会はマレです。
マセラティスパイダーザガート後期型。取り外した旧いフロントサスペンション。
30年近くの風雪に耐えてきたオリジナルのフロントサスペンションさん、ゴクローさん。
マセラティスパイダーザガート後期型。新しいフロントサスペンションとハブユニットを組み上げた状態。
予めフロントサスペンションをハブユニットと結合しておき、車輛への組み付けを待ちます。
マセラティスパイダーザガート後期型。アルミホイール裏側の洗浄。
ゴツい裏側のヨゴれと闘うのは、結構コンジョーを必要とします。
マセラティスパイダーザガート後期型。アルミホイール裏側の洗浄後のきれいな状態。
アルミホイールは、いつも裏側まで徹底的に洗浄するのが、当店の在り方です。
マセラティスパイダーザガート後期型。新しい特注ビルシュタイン(国産)のフロントサスペンションを組み付けた状態。
新しい特注ビルシュタイン(国産)のフロントサスペンションを組み付けた状態。

 ↑・・・といった感じで、左右フロントサスペンション交換が済みました。

マセラティスパイダーザガート後期型。リアサスペンションとロワアームをはずしてリフトアップした状態。
フロントがキレイになったと思ったら、今度はリアホイールが無くなってる。
マセラティスパイダーザガート後期型。リアサスペンションとロワアームをはずした状態の拡大写真。
サスペンションアームを取り外した状態を見るコトなどメッタにありませんね。
マセラティスパイダーザガート後期型。ロワアームアッシーのドナー品。
ハブベアリングの入手が困難なため、ドナー車よりサスペンションアームごと移植します。
マセラティスパイダーザガート後期型。ロワアームのサスペンション取付基部拡大写真。
鋼板プレス加工品を幾つも組み合わせて、溶接でヒトまとめにしてあるロワーアーム。
マセラティスパイダーザガート後期型。ロワアームのサスペンション取付基部溶接痕拡大写真
溶接痕を見ますと、ひとつひとつに手作りの味わいがあります。クラフトマンシップって感じです。
マセラティスパイダーザガート後期型。ロワアームを移植した状態。
こうして、リアのサスペンションロワアーム丸ごとの移植作業までが済みました。
マセラティスパイダーザガート後期型。取り外した旧いリアサスペンション。
リアのサスペンションをハズしてみれば、こんな感じ。まだ抜けてはいませんでしたが・・・
マセラティスパイダーザガート後期型。取り外した旧いリアサスペンションのバッファ部分拡大写真。
バッファは風化してコナゴナになってました。
マセラティスパイダーザガート後期型。新しいリアサスペンションのバッファ部分拡大写真。
新しいビルシュタインには、専用のバッファも付いてきますので安心。
マセラティスパイダーザガート後期型。新しいリアサスペンションを仮留めした状態。
まずは、いったん室内にあるサス上部の三本ボルトにナットを噛ませ、宙ぶらりんにしておきます。
マセラティスパイダーザガート後期型。新しいリアサスペンションを仮留めし、貫通ボルトを入れた状態。
コレは反対側(右サス)の画像ですが、アームに貫通ボルトを挿入してカタチになりました。
マセラティスパイダーザガート後期型。新しいリアサスペンションを仮留めし、貫通ボルトを入れてナット締結した状態。
左右とも、貫通ボルトにナットを締結して、室内にあるサス上部の3本ボルトを締めれば取付完了!
マセラティスパイダーザガート後期型。ブレーキのエアブリード作業風景。
最後に、配管をはずしたブレーキのエアブリードを施しつつブレーキフルードも全量交換して完成です。

 ↑・・・といった感じで、左右リアサスペンション交換とロワアームの丸ごと移植作業が済みました。

 ふぅ~、初めての本格的「本ネタ」更新は、慣れないコトも多くてツカれました(泣笑)。

 それじゃー、また明日。

8 Replies to “マセラティスパイダーザガート後期型の足回りをリフレッシュする作業”

  1. 新品のショックアブソーバ、やはり気分一新で気持ち良さそうですね。
    乗り心地もさぞかし改善されるでしょう。
    羨ましいです。

  2. 「本ネタ」キャプション付きでとても分かりやすいですが、たこちゃんは編集大変だ。
    無理してキャプション付けなくても大丈夫ですヨ。
    ストレスたこちゃんになってもコマるので。

    それにしてもビルシュタインの足回り、味わってみたいです。

  3. ↑皆さん、いつもコメントを有難うございます。
    ようやく万事整えつつはありますが、まだまだ、どうにか体裁を取り繕うのに汲々としております。徐々に改善してまいりますので、ここはひとつ長ぁ~い目で見てやってくださいましな(ペコリ)。

  4. スパイダーザガート、昔は手が届きそうでしたが、その頃もそうでしたが今となっては本当にもう贅沢です。
    ビトルボを購入した当初、スパイダーザガートの内装を一年がかりで、黒から白へ総張り替えする超面倒なオーダーを受けてたり。
    はたや、よりどりみどりの内装サンプルから紫の内装を選んで仕上げる贅沢で御洒落なスパイダーザカート仕上げの嗜みとか、もう天上界の趣味嗜好に憧れ酔いしれたものです。
    でも、それもこれも、今回のブログのように、マイクロデポ社の日々の積み重ねがあってこそ。
    小市民のワタクシメが10年以上もビトルボEを所有出来ているのは、マイクロデポさんがあってこそ。
    マイクロデポさんは素敵なお店です。

  5. 足回り一新のスパイダーザガートには、オーナーさんだけが味わえるリニューアル前後の違いを堪能する喜びがありますね。オープンで桜並木の下を疾走したくなるでしょう!

  6. おお!WordPressになってる!
    ただ今寄生虫じゃなかった帰省中につきザーッと流し読みですが、帰路でじっくり読もう。
    しかし綺麗な車は裏側もまた綺麗。ガンプラじゃない眼福です。

たこちゃん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です